富山大学理学部生物学科

生物学科セミナー「Minispindle を用いた紡錘体内の個々の微小管動態の解析」(玉置大介先生・生物学科助教)(2017年6月28日開催)のご案内

生物学科セミナー

演題: Minispindle を用いた紡錘体内の個々の微小管動態の解析

講師: 玉置大介 (富山大学理学部生物学科・助教)

日時: 2017年6月28日(水) 13時から(1時間程度)

場所: 理学部棟A238講義室

内容:

 紡錘体は微小管から成る構造体であり,これが双極性を維持していることで娘細胞へ正常に染色体を分配することができます.動物細胞には中心体が存在し,これにより二つの極の位置が決定されますが植物細胞には中心体は存在しません.しかし,紡錘体を形成する微小管が極方向に配向することで紡錘体の双極性は維持され,植物細胞においても正常に染色体は分配されます.この植物細胞の紡錘体における双極性の維持機構については未知な部分が多いですが,個々の微小管の挙動をライブイメージングにより解析することは,この仕組みを明らかにするために有効です. しかし,紡錘体内の微小管密度は非常に高く,通常の顕微鏡法では個々の微小管動体を追跡することは不可能です.

 私はタバコ培養細胞BY-2株において, 1〜数本の染色体と微小管からなる紡錘体様構造体“Minispindle”を作製することに成功しました.Minispindleでは通常の紡錘体に比べて微小管密度が低いため,個々の微小管動態を可視化することができました.本セミナーでは,紡錘体を構成する微小管の特徴,Minispindleの作成方法とその特徴,およびMinispindleを観察することで見えてきた個々の紡錘体微小管の振る舞いについて紹介します.

(世話人:生物学科セミナー係・山崎裕治)

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